サンナクチ(タコの踊り食い)だけは「死んでも食べられない」と仰天したものの、味噌
チゲとごはん一杯を簡単に平らげてしまうのだから、すっかり韓国人になったようだ。
サッカー韓国代表のピム・ファーベク首席コーチ(49)。
2002韓日ワールドカップ(W杯)でフース・ヒディンク監督を補佐してベスト4神話を
打ち立てた。韓国サッカーがピンチに陥ると、今年9月、ディック・アドフォカート監督と
ともに再び韓国を訪れたファーベク氏。信頼できる韓国の農夫のような風ぼうに、無口で、
行動の慎重な氏は、国内サッカーファンたちの間で「人気絶頂」だ。
ファーベク氏は「来年のドイツW杯で、韓国サッカーがふたたび嵐を巻き起こす可能性は
十分ある」と言い切った。めったに自分を表に出すことがなく、「代表に関することは監督に
聞いてほしい」と言い、記者たちとの接触にもきわめて慎重だ。そんな氏が、こんな豪語を
口にした根拠は何だろう。
「準備面でいえば、02年とはまったく違うといっていいほど厳しい。しかし、今の代表
メンバーたちは技術と体力の面で01年に比べてはるかに向上している。我々の指導を
受け入れるのも速い。だからこそ希望があるのだ」
ファーベク氏は、「01年に韓国に来たときは、数多くの失敗を犯した。しかし、今はそのような
試行錯誤を経験せずとも、W杯に向けた準備ができる。また、アドフォカート監督をはじめ、
韓国をよく知るアフシン・ゴトビ技術分析官と洪明甫(ホン・ミョンボ)コーチがいるので、
練習できる時間こそ短いが、ふたたび世界を驚かせる自信がある」と豪語した。
ファーベク氏は昨年、米国LAギャラクシーでプレーしていた洪コーチを訪ね「機会が
あれば一緒に仕事をしよう」と誘っていた。そして、韓国代表の首席コーチを引き受ける
いなや、洪コーチに電話をかけ、「手伝ってくれ」と呼びかけた。選手たちの気持ちをつかむ
洪コーチのカリスマ性が強烈だったからだ。
ファーベクは、「強いチームと戦ってこそ、長所と短所を最も効果的に把握できる。
そして、選手たちは強いチームを相手に失敗しながら成長する」と言い、来年初めに
予定されている海外合宿の重要性を強調した。その上で、「01年8月15日にチェコに
0−5で敗れた時、たくさん失敗をした金南一(キム・ナムイル、水原)や宋鐘国(ソン・
ジョングク、同)たちが、翌年にはハイレベルな選手に成長したように、李ホ(蔚山)や
趙源煕(チョ・ウォンヒ、水原)のような新人たちも、来年にはドイツW杯が生んだスターに
なるはずだ」と語気を強めた。
02年W杯で韓国が優勝すれば、ヒディンク監督と一緒にサンナクチを食べると約束
していたファーベクコーチ。「ダッチペイ」(割り勘)という言葉を産んだお国柄に似合わず、
周囲の人々に気前よくおごる人情に厚い氏が、来年、サンナクチを「おごる」ことになる
かもしれない。
ソース(東亜日報・韓国)
http://japan.donga.com/srv/service.php3?biid=2005112445758 関連スレ
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