【日本】 取締体制強化 韓国漁船の不法操業阻止へ [11/05]

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1死にかけ自営業φ ★
韓国漁船が日韓暫定水域を越えて隠岐島の北方や浜田沖など日本の排他的経済水域(EEZ)内で
不法操業をするのを阻止するため、水産庁は四日、取締体制を強化すると発表した。
不法操業が多い北部暫定水域周辺の同海域を管轄する境港漁業調整事務所(境港市昭和町)の
現行の取締体制に加え、水産庁本庁や九州漁業調整事務所など、日本海側の漁業取締船を同海域に集中的に派遣し、
監視、取締体制を大幅に強化する。
強化体制は違反の状況を勘案して継続。また、日韓双方の民間漁業者団体で行われている
民間協議を促進するため、北部暫定水域内の韓国漁船の操業状況も調査して日本の漁業者団体へ情報提供する。
水産庁指導監督室によると、北部暫定水域を隠れみのとして日本のEEZに密漁漁具を敷設する
韓国漁船にはカニ篭(かご)、バイ篭、底刺し網漁船などがある。漁船はレーダーマストを高く改造し、
漁業取締船の接近をいち早く把握して早めに逃げるなど、手口が巧妙化している。
境港業業調整事務所管内の密漁漁具の今年の押収状況は、刺し網、バイ篭など二十四件(十月二十日現在)で、
押収件数が年間三十四件と過去最高だった二〇〇四年の同期と同数。
ただ、バイ篭が減少して総量は減る傾向にあるが、ズワイガニの漁も可能な底刺し網が増えており、
日本のズワイガニが解禁される六日を控えて警戒を強める。
ソース 山陰中央新報
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/107125006.html