・「なぜ、日本政府が中国の遺棄化学兵器の処理を肩代わりすることになったのか?」
日本がポツダム宣言を受諾した時点で、中国領土内の遺棄化学兵器の所有権は中国に
移っているので、本来、日本に処理義務はない。また、平成三年から日本の調査で日本製
だけでなく、ソ連製や中国製も交じっていることがわかっている。
だが、中国側の「日本軍の毒ガスを吸って死んだ中国人死者は三千人近い」という脚色に
押し切られた。これを陰で支えたのは、ほかならぬ村山政権下の河野洋平である。「化学
兵器に日本製もソ連製も違いはない。中国製もまとめて責任を持って処理する」と言い切って
しまった。この国益をまるで考えない発言には、さすがワシントンの外交筋も呆れたといいう。
この処理には最低5,000億円から1兆円かかると試算されている。
http://www8.ocn.ne.jp/~senden97/yusuri_takari1.html 毒ガス弾処理(平成12年)
中共にある70万発にのぼる化学兵器を日本が処理することになり、処理作業が始まった。
実はソ連製や中国製のものも混じっており、処理には時間もコストもかかるのは必至で、
最低でも1兆円、場合によっては5兆円といわれる。
中共は日本の「遺棄」と主張しているが、終戦時の武装解除で引き渡したもので、所有権は
ソ連や支那に移った。国共内戦後、利用方法が見当たらず埋設したのは中共側である。
日本軍の「遺棄」ではない。
http://www.asahi-net.or.jp/~ku3n-kym/tyousa02/tushu3.htm この化学兵器、日本軍が遺棄していったと依然報道されてお
りましたが、考えてみれば当時の武器は全部中国軍やソ連軍に
没収されたはずです。とすれば、中国が自国での処理が出来な
い為に日本に言い掛かりをつけて日本の税金でやらそうとして
いるという事になるのです。まったくおかしなお話です。
http://www.melma.com/mag/56/m00000256/a00000373.html そもそも中国の化学砲弾の問題は、終戦時の日本軍の武装解除の時点にまで逆のぼり
ます。化学砲弾の扱いが、武装解除に際し、中国の同意のもとに行われたか否かにあり
ます。中国の主張は、「日本軍は中国の同意なしに化学砲弾を遺棄した」というものです。
中国は何の証拠も示さず、同意を与えた証がないと主張している模様です。これを覆せない
限り、条約上は日本に化学砲弾の処理責任が生じるという認識です。
当時の日本側関係者は、被服・軍刀・小銃など事細かに記載した武装解除時の引渡書
(一部現存)により、員数を確認しながら引渡したと証言しています。中国は日本軍の武装
を解除したとき、食料から軍馬・軍艦まで総てにわたって没収、接収しておきながら、「化学
砲弾」だけは受け取らなかったと主張しているのです。中国の主張が正しいとすれば、
70万発とも200万発ともいわれる化学砲弾だけは、日本軍が密かに、勝手に処分したこ
とになります。終戦時の状況を考えるとき、中国の同意なしに、大量の砲弾を処分できる力
が日本軍にあったとは考えられません。
http://village.infoweb.ne.jp/~izumis/times21.htm