アジア通貨動向(15日)=台湾ドルが10カ月ぶり安値、台湾中銀理事会控え
2005年 09月 15日 木曜日 13:57 JST
[シンガポール 15日 ロイター] 15日午前のアジア通貨市場は、
台湾中央銀行の理事会を控え、台湾ドルが10カ月ぶり安値を付けた。
トレーダーらは、台湾中銀がインフレ抑制のため理事会で利上げを決めた後、
台湾ドルの上昇を抑制するために介入を行うとの見方を示している。
その他のアジア通貨は小動き。9月20日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での
追加利上げは織り込み済みで、市場では、ハリケーン「カトリーナ」による
米消費者信頼感への影響を見極める姿勢が強まっている。
台湾ドルは0.25%安の1米ドル=32.873台湾ドルと、
2004年11月以来の安値水準となった。対韓国ウォンでは8年ぶり安値を付けた。
ロイター
http://www.reuters.co.jp/financeNewsArticle.jhtml?type=forexNews&storyID=9658818