【国内】「自動車に“韓流ブーム”は来ない」…ヒュンダイ「ソナタ」投入に日刊現代がコラムで酷評[9/12]

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1黒雲φ ★
自動車に“韓流ブーム”は来ない

「ヨン様」にあやかり、韓国車メーカー首位の現代自動車が主力セダン「ソナタ」を日本市場に投入する。
「ソナタ」は排気量2400ccで、価格は208万9500〜267万7500円。
ライバルとしているホンダ「アコード」よりも、約10万〜30万円安い。

現代グループは05年前半に全世界で176万8000台(前年同期比18.4%増)を販売し、
ホンダを抑えて世界7位の列強メーカーに育っている。
それにもかかわらず、日本での04年販売実績はわずかに2524台。大宇自動車やルノー三星などの
韓国車メーカーに至っては、日本での販売実績がほとんどない。

なぜ、韓国車は日本で売れないのか?
「日本市場の競争が厳しく、輸入車が入りにくい」(大手紙の経済記者)との見方もある。
が、「それだけではない。韓国車自体に問題が多いからだ」と、国産車メーカー首脳は内幕を明かす。
「韓国では部品メーカーが十分育っていないので、品質面で問題がある。
品質基準が甘い米国や東欧では安ければ売れるが、顧客の目が厳しい日本では売れない。
それに価格設定も高すぎる。今の品質レベルのままで売りたいのなら、
日本車の半値にしないと相手にはされないだろう」というのだ。

開発力にも問題がある。「80年代に現代は三菱自動車から技術供与を受けていた。
その後は現代独自で開発をしているが、今でも共通点は多い。
早い話が20年前の日本車のコピーみたいなものだから、現行車の技術レベルに追いついていない」と、
国産車メーカーの開発責任者は話す。

迎え撃つ国産車販社も静観の構え。販社幹部は「販売車種が悪すぎる。最初に売るのがセダン、
続いてスポーツ多目的車(SUV)と、日本では低調なカテゴリーに参入すると聞く。
韓米で量産している車を、『ついでに』日本で売ろうという安易な姿勢が見え見え。
これでは日本の消費者に見向きもされない。本気で国内シェアの1%を取る気があるのなら、
ミニバンを投入すべきだろう」と手厳しい。自動車の韓流ブームは、まだ先のようだ。

フレッシュアイ(ゲンダイネット)
http://www.fresheye.com/news/biz/20050915100000_gn_bz02021630.html