インド中銀、人民元や香港ドルなど6通貨で構成する実質実効為替レートを構築へ
2005年 09月 7日 水曜日 17:20 JST
[ムンバイ 7日 ロイター] インド中央銀行は、人民元や香港ドルを含む、
6種類の通貨で構成するルピーの実質実効為替レート(REER)インデックスを
あらたに作ることを計画している。
中銀のウェブサイトに掲載されたレディ総裁の講演準備原稿で明らかになった。
それによると、現行の5種類の通貨で構成するREEFに代え、
米ドル、円、ユーロ、ポンドに人民元、香港ドルの6種類の通貨で構成するREEFを構築する方針。
総裁は、新たなREERはアジア域内で強まる通商関係を反映する、としている。
人民元と香港ドルは、すでに36種類の通貨で構成するREERに含まれている。
同総裁は、新インデックス導入の具体的日程は明らかにしていないが、
人民元と香港ドルの構成ウエートは拡大する、との見通しを示している。
ロイター
http://www.reuters.co.jp/financeNewsArticle.jhtml?type=forexNews&storyID=9581969