中国の通信機器メーカーである厦門夏新電子(AMOI)は、台湾当局が24日、
台湾における中国大陸製携帯電話端末の販売解禁に同意したことを明らかにした。
早ければ9月1日から、米モトローラやフィンランド・ノキアなどの欧米系ブランドだけでなく、
台湾企業である明基電通(BenQ)や大覇電子(DBTel)などが中国大陸で生産した携帯電話を
台湾で販売することが可能となる。26日付で京華時報が伝えた。
夏新の関係者によると、これまで中国ブランドの携帯電話を台湾で販売するためには、
中国大陸以外の工場を通じて台湾に輸出する必要があった。
中国大陸から直接輸出することが可能となれば、コストが1台につき数十元削減されるだけでなく、
納期も大幅に短縮されるとして期待されている。
台湾の携帯電話市場では、ノキアとモトローラがそれぞれ約2割のシェアを占めているが、
その他のメーカーのシェアはごくわずか。中国大陸のメーカーは、台湾の3G市場を奪取する
絶好のチャンスとして注目している。
しかし、中国大陸の携帯電話メーカーである多普達通訊(DOPOD)の楊興平・総経理は、
「台湾の携帯電話市場はもともと規模が小さいため、中国大陸のメーカーが台湾に進出しても、
業界全体の低迷期から抜け出すまでには至らないだろう」とみている。
台湾の取次店である御立集団は、夏新の3G端末を輸入して、日本円にして約2万3000−2万7000円で
販売する計画を立てている。なお、現在主流となっている海外製3G端末は、
2万7000−5万4000円で販売されている。
サーチナ
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2005&d=0828&f=it_0828_001.shtml 関連スレ:
【日中】第4世代携帯の開発で連携、世界標準獲得目指す【08/24】
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1124882579/