【経済】アジア通貨動向 インドネシアルピアが一時3年半ぶり安値、中銀の介入で持ち直す[08/22]
1 ：木洩れ日φ ★：2005/08/22(月) 19:20:57 ID:???
［シンガポール ２２日 ロイター］ ２２日午前のアジア通貨市場は、
インドネシアルピアが３年半ぶり安値を更新した後、インドネシア中央銀行のドル売り介入により
若干持ち直すという、先週と同じパターンを繰り返した。
ルピア以外のアジア通貨は、株式市場の上昇に伴い堅調に推移した。
原油価格が過去最高値圏を下回る水準を維持していることからセンチメントが向上した。
インドネシア中銀は、午前中の取引で２００２年３月以来の安値となる
１米ドル＝１万００２５ルピアまで下落したルピア安を食い止めるため、米ドルを売却したことが確認された。
ルピアは過去１０営業日で２％以上下落している。
ジャカルタのあるトレーダーは、「インドネシア中銀は国有銀行を通じ、
１米ドル＝１万００１０―００２０ルピアで米ドルに売りを出していた」と述べた。
インドネシアルピアは今年に入り、原油輸入量の拡大と対外債務の支払いが圧迫要因となり、
アジア通貨の中で最もパフォーマンスの悪い通貨となっている。
アナリストらは、インドネシア当局の利上げペースは、インフレ抑制と
外国からの資本呼び込みに効果を発揮するほど速くなく、ルピア支援には不十分だと指摘している。
また、過去１０営業日で９％下落したインドネシア株式市場<.JKSE>もルピアの押し下げ要因となっている。
インドネシア中銀は７月、国営石油会社ペルタミナの原油輸入代金の必要な米ドルについては、
インドネシア中銀にある政府口座から引き出すことを可能にしたが、ペルタミナは市場で米ドル買いを続けている。
アナリストらの間では、インドネシア中銀の外貨準備が急速に減ったのを受け、
ペルタミナが再び市場で米ドルを手当てする必要に迫られているとの見方もある。
インドネシアの外貨準備は８月５日時点で３２５億ドルと、輸入の約７カ月分を賄える量となっている。
過去３カ月では５０億ドルがルピア支援のために使われた。
インドネシアの経済紙は２２日、原油輸入の資金調達および運転資金の増強に向け、
ペルタミナが来年、社債発行を通じて少なくとも５億ドル規模の資金調達を計画している、と報じた。
シティグループのエコノミスト、アントン・グナワン氏は、ペルタミナがこの資金調達を通じて、
当面の現金不足を補うだろうとみている。
同氏は、「収益性というよりも、むしろキャッシュフローの問題だ。
ペルタミナが必要としているのは運転資金で、ある程度の資本注入は同社にとって役立つだろう」と語った。
ただ、同氏は、インドネシア政府は、高価な原油の消費を減らすために国内の燃料価格を引き上げざるを得ず、
それは輸送燃料および家庭用燃料に対する政府補助金の減額という形で実施されるだろう、と述べた。
グナワン氏は、インドネシアルピアの対ドル相場が１米ドル＝１万ルピアまで下落したことで、
今後１万０５００ルピア近辺にあるテクニカルな支持線まで下げる可能性が出てきた、とみている。
さらに、ペルタミナによる原油輸入の増加は、イスラム教徒の断食明け大祭および断食が行われる
１１月初旬に燃料消費が増加することに備えたものである可能性があり、「もしそうであれば、
ルピアを押し下げる圧力は一時的な部分があり、ドル需要も減退に向かうだろう」と述べた。
＊０３５０ＧＭＴ（日本時間午後零時５０分）時点のアジア各国通貨の対米ドル相場は次の通り。
シンガポールドル 1.6675 台湾ドル 32.126
韓国ウォン 1023.90 タイバーツ 41.15
フィリピンペソ 55.89 インドネシアルピア 10000.00 ←
マレーシアリンギ 3.7655 人民元 8.1049
ロイター
http://www.reuters.co.jp/financeNewsArticle.jhtml?type=forexNews&storyID=9432973
インドネシアルピアが３年半ぶり安値を更新した後、インドネシア中央銀行のドル売り介入により
若干持ち直すという、先週と同じパターンを繰り返した。
ルピア以外のアジア通貨は、株式市場の上昇に伴い堅調に推移した。
原油価格が過去最高値圏を下回る水準を維持していることからセンチメントが向上した。
インドネシア中銀は、午前中の取引で２００２年３月以来の安値となる
１米ドル＝１万００２５ルピアまで下落したルピア安を食い止めるため、米ドルを売却したことが確認された。
ルピアは過去１０営業日で２％以上下落している。
ジャカルタのあるトレーダーは、「インドネシア中銀は国有銀行を通じ、
１米ドル＝１万００１０―００２０ルピアで米ドルに売りを出していた」と述べた。
インドネシアルピアは今年に入り、原油輸入量の拡大と対外債務の支払いが圧迫要因となり、
アジア通貨の中で最もパフォーマンスの悪い通貨となっている。
アナリストらは、インドネシア当局の利上げペースは、インフレ抑制と
外国からの資本呼び込みに効果を発揮するほど速くなく、ルピア支援には不十分だと指摘している。
また、過去１０営業日で９％下落したインドネシア株式市場<.JKSE>もルピアの押し下げ要因となっている。
インドネシア中銀は７月、国営石油会社ペルタミナの原油輸入代金の必要な米ドルについては、
インドネシア中銀にある政府口座から引き出すことを可能にしたが、ペルタミナは市場で米ドル買いを続けている。
アナリストらの間では、インドネシア中銀の外貨準備が急速に減ったのを受け、
ペルタミナが再び市場で米ドルを手当てする必要に迫られているとの見方もある。
インドネシアの外貨準備は８月５日時点で３２５億ドルと、輸入の約７カ月分を賄える量となっている。
過去３カ月では５０億ドルがルピア支援のために使われた。
インドネシアの経済紙は２２日、原油輸入の資金調達および運転資金の増強に向け、
ペルタミナが来年、社債発行を通じて少なくとも５億ドル規模の資金調達を計画している、と報じた。
シティグループのエコノミスト、アントン・グナワン氏は、ペルタミナがこの資金調達を通じて、
当面の現金不足を補うだろうとみている。
同氏は、「収益性というよりも、むしろキャッシュフローの問題だ。
ペルタミナが必要としているのは運転資金で、ある程度の資本注入は同社にとって役立つだろう」と語った。
ただ、同氏は、インドネシア政府は、高価な原油の消費を減らすために国内の燃料価格を引き上げざるを得ず、
それは輸送燃料および家庭用燃料に対する政府補助金の減額という形で実施されるだろう、と述べた。
グナワン氏は、インドネシアルピアの対ドル相場が１米ドル＝１万ルピアまで下落したことで、
今後１万０５００ルピア近辺にあるテクニカルな支持線まで下げる可能性が出てきた、とみている。
さらに、ペルタミナによる原油輸入の増加は、イスラム教徒の断食明け大祭および断食が行われる
１１月初旬に燃料消費が増加することに備えたものである可能性があり、「もしそうであれば、
ルピアを押し下げる圧力は一時的な部分があり、ドル需要も減退に向かうだろう」と述べた。
＊０３５０ＧＭＴ（日本時間午後零時５０分）時点のアジア各国通貨の対米ドル相場は次の通り。
シンガポールドル 1.6675 台湾ドル 32.126
韓国ウォン 1023.90 タイバーツ 41.15
フィリピンペソ 55.89 インドネシアルピア 10000.00 ←
マレーシアリンギ 3.7655 人民元 8.1049
ロイター
http://www.reuters.co.jp/financeNewsArticle.jhtml?type=forexNews&storyID=9432973
2 ：<丶｀∀´>（´・ω・｀）（｀ハ´ ）さん：2005/08/22(月) 19:21:34 ID:aKx5IAfV
ニダ
3 ：<丶｀∀´>（´・ω・｀）（｀ハ´ ）さん：2005/08/22(月) 19:21:40 ID:Dx4JTT5J
なんでインドネシアってデノミしない？
出来ない？
出来ない？
4 ：<丶｀∀´>（´・ω・｀）（｀ハ´ ）さん：2005/08/22(月) 19:22:50 ID:YQyCD5qQ BE:202089683-
おいおい大丈夫か？
5 ：<丶｀∀´>（´・ω・｀）（｀ハ´ ）さん：