【韓国】世界有数のITメーカー、韓国市場では苦戦「韓国消費者のニーズは繊細」〔08/17〕

1 ：そごうφ ★：2005/08/17(水) 18:58:39 ID:??? BE:95428692-##

「韓国ではこれ以上トップではない。世界トップのメーカーとして体面が保てない」

　全世界でシェアのトップを守っている多国籍IT（情報技術）企業が、韓国市場でだけは苦戦を強いられている。
　多国籍企業の各メーカーは、傷つけられたトップの体面を取り戻そうと躍起になっているものの、現状は思うように変わらない。

　米国のアップル社は世界MP3プレーヤー市場で50％以上のシェアを占めている。アップルのMP3プレーヤーの「iPod（アイポット）」は、
　米国で75％前後、日本では35％前後のシェアで市場を席捲している。

　しかし、韓国市場でだけは苦戦している。市場調査機関の分析によると、アップルは今年上半期、韓国市場で2％未満（販売量基準）のシェアに止まっている。
　トップ10入りすらできていないのだ。海外のメーカーのうち、唯一ソニーが上位5位に入っている。

　1、2、3位にはアイリバー、サムスン電子、コウォンシステムなど国内メーカーが並び、この3社で市場の60％以上を占めている。

　昨年まで海外のメーカーが総なめしていた国内デジタルカメラ市場にも、変化の兆しが見える。

　今年7000万台から8000万台の販売が予想される世界デジタルカメラ市場は、日本のソニーとキャノンの2強体制となっている。
　しかし、韓国市場では、サムスン・テックウォンが今年に入り20％以上のシェアを記録し、トップの座を占めている。
　昨年まで国内市場1、2位だったオリンパスとソニーは、今年上半期には4位と3位に後退する辛酸をなめた。

　世界パソコン市場でトップのシェアを誇るデル・コンピューターも、国内ノートパソコン市場では劣勢に立たされている。
　今年に入り、安価な価格と攻撃的なマーケティングでデスクトップパソコン市場ではシェアを拡大しているが、
　ノートパソコン市場ではまだ3％前後のシェアに止まり、後発組みの位置に甘んじているのが現状だ。

　こうした現象の理由は何だろうか。先端製品に対する韓国消費者の好みがうるさいためというのが大方の分析だ。
　ソニー・コリアの関係者は、「韓国消費者のIT製品に対するニーズが、繊細でややこしいことはすでに広く知られている」とし、
　「韓国消費者のニーズを新製品に反映する動きが次第に高まってきている」と説明した。

ソース：朝鮮日報
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/08/17/20050817000075.html