【日韓中】「『マンガ嫌韓流』は、日本の"周辺諸国虐待史観"台頭の証拠」…香港誌 [08/05]

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1犇@犇φ ★

最近日本で発売された『マンガ嫌韓流』は、日本右翼の反「自虐史観」が周辺国の歴史を虐待
する「虐待史観」へと徐々に変わっている証拠の一つだと、香港の週刊誌「亜洲週刊」最新号が
5日報道した。

亜洲週刊は韓日関係の明暗と日本右翼の登場をカバーストーリーで伝え、日本の右翼勢力は
自虐史観からの脱却を主張するけれども『マンガ嫌韓流』はむしろ日本を真の「自己虐待」へと
導いている、と評価した。<中略>

『マンガ嫌韓流』は日本の中高生の間で爆発的人気を呼び、扶桑社の歴史歪曲教科書よりも
実質的な反韓政治教科書の役割をしており、将来の韓日関係構築の障害となる可能性がある
と分析されている。既に『マンガ嫌韓流』のサイトでは、「韓日友情年」中止の署名運動が提案
されたり、「韓国人の劣性を徹底的に認識するために」より多くの日本人がこの本を読まねば
ならないという促求文が出たりしており、果ては日本は韓国と友好交流関係を一切結ぶ必要が
無いという文まで登場している。

日本の桜美林大学史学科の李恩民教授は、「最近、日本の右翼政治勢力と右翼学者が互いに
呼応して、政治・領土問題や歴史認識などの問題で先頭に立って韓国と中国に挑戦している」
と指摘した。李教授は、「こうした行動は周辺国との善隣関係を害して国際紛糾ばかり生じさせ、
日本の戦後平和発展の未来を阻むものだ」としたうえで、「右翼のいわゆる反自虐史観は、現実
には日本を真の『自虐』に導くものだ」と付け加えた。

特に極端な民族主義思潮は企画されたマンガなど大衆文化領域に浸透して一般大衆の正確な
認識を妨げ、考えを誤導する傾向があり、まさに『マンガ嫌韓流』がその代表的事例ということだ。

実際に、日本の有名マンガ雑誌のヤングジャンプが、日本の歴史を直視して戦争を反省しようと
いう内容の『国が燃える』という長編マンガを2年間連載してきて、ある種の圧力で中止したことも
あった。

「亜洲週刊」は、中国朝鮮史研究会の金ソンホ副会長の発言を引用し、韓日両国の長年にわたる
歴史的恩讐がますます拡大している主たる原因は、日本が朝鮮半島侵略の長年の傷に新たな
傷を生じさせているからだ、と指摘した。

▽ソース:聯合ニュース(韓国語)<マンガ『嫌韓流』は日本の虐待史観の証拠>
http://www.yonhapnews.co.kr/news/20050805/030000000020050805113549K3.html
(2005/08/05 11:35)