【資源】石炭再評価 原油高騰…豊富で安価 効率化技術革新とCO2削減が課題[08/03]
1 :
筆返しφ ★:
原油価格の高騰で将来のエネルギー供給への不安が増す中、「石炭」を再評価する声が
高まっている。二酸化炭素(CO2)排出が多く敬遠されがちだったが、埋蔵量が豊富で安価の
ため、エネルギーの安定確保が見込めるからだ。太陽光・風力といった新エネルギーの
普及に時間がかかるため、経済産業省はエネルギー政策における石炭の位置づけを見直し、
有効活用に向けた技術革新を急ぐことにしている。
「石油だけでなく、石炭の戦略も深めてもらいたい」。七月二十日に開かれた総合資源
エネルギー調査会(経産相の諮問機関)総会で、日本エネルギー経済研究所の内藤正久
理事長が切り出すと、東京電力の勝俣恒久社長も、「石炭の扱いをもっと検討すべきだ」と促した。
明治時代から戦後まで日本のエネルギー需要の大半を担った石炭だが、高度経済成長期に
「石油依存」が進み、原子力発電の需要も増えた。熱量当たりのCO2排出量が石油の約一・三倍、
天然ガスの約一・八倍も多いため、平成九年の京都議定書議決を引き金に、天然ガスへの置き
換えに弾みがついた経緯がある。一次エネルギー源に占める石炭の割合は十年に16・3%に
下がり、現在も20%以下の水準だ。
しかし、石炭を現在のペースで生産できる可採年数は二百年以上。石油の約五十年、天然
ガスの約七十年より長い。熱量当たりの原価が石油や天然ガスの三分の一程度のため、
産業界のコスト競争力向上につながる効果もある。中国やインドで製造業の躍進が顕著なのは、
全発電量の七割以上を石炭火力でまかなっているからだ。主な石炭輸入先(オーストラリア、
インドネシアなど)の政情が中東の産油国に比べて安定しているメリットも見逃せない。
こうした中、経産省は石炭政策の「転換」に本腰を入れ始めている。戦後の石炭政策は炭鉱
産業の構造改革や労働問題が中心だったが、十四年一月に国内炭鉱はすべて廃止されており、
石炭輸入の安定確保と「環境と調和した利用」がテーマとなっている。「安価な石炭にシフトし、
浮いたコストで環境対策を進めるべきだ」(日本エネルギー経済研究所の三室戸義光・研究理事)
との見方も少なくない。
(略)
http://www.sankei.co.jp//news/050803/morning/03iti001.htm
2 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/08/03(水) 09:10:34 ID:O5XIP9vN
3 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/08/03(水) 09:12:00 ID:jFTQ9rSW
>3なら>2にマホカンタ
4 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/08/03(水) 09:12:23 ID:wI00Irni
>2
いまからアスベスト除去してきます
んで、実用に耐えうる環境コストまで引き下げるのに
どれくらいの時間と金がかかるんだい?
6 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/08/03(水) 09:13:04 ID:YwIi6YyI
コークス
7 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/08/03(水) 09:14:05 ID:YwIi6YyI
パン!パン!
いいニダ。いいニダ。
8 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/08/03(水) 09:14:06 ID:wI00Irni
はやく高速増殖炉完成させチャイナよ
9 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/08/03(水) 09:14:17 ID:AQLGQjMu
軍艦島復活か
> 同じ熱量を出すときの炭酸ガスの排出量の比率は、
> およそ石炭:石油:天然ガス=10:8:6です。
11 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/08/03(水) 09:22:24 ID:jFTQ9rSW
エネルギー開発の選択肢を広げるのは歓迎だけどね。
ただ、石炭が代替エネルギーになったとして。
埋蔵量200年分とかいっても発掘するペースが加速すれば
結局無意味になるんじゃ?
12 :
okinotorishima ◆Y8BmtX/bho :2005/08/03(水) 09:24:24 ID:BzkicW+g
そういえば昔、第何時かの石油危機のとき、日本政府として、石炭を石油に変換する
プラント実験してたな。そろそろコスト的に合う頃だな。あのプラントはどうなったんだろう。
液化石炭?
15 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/08/03(水) 09:38:59 ID:y6gIoyH4
日本はもう石炭は掘り尽くしてしまったんだっけ?
石炭火力が有望なのは認めるが産経の記者は勉強不足。
>中国やインドで製造業の躍進が顕著なのは、
>全発電量の七割以上を石炭火力でまかなっているからだ。
中国やインドは国策的に電力料金が安かったり、日本みたいに地域独占で
値段の下がりにくい構造を無視してこういうこと書くなよ。
(大口需要は製紙会社とかから別に購入できるからちょっと変わってきているが)
>>10 > 同じ熱量を出すときの炭酸ガスの排出量の比率は、
> およそ石炭:石油:天然ガス=10:8:6です。
石炭:石油:天然ガス:原子力=10:8:6:0
どう考えても原子力だろう。力を注ぐべきは
北チョン、中国みたいな、二流国家じゃあるまいし・・・・
18 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/08/03(水) 09:43:53 ID:cHGDC64z
>>15 まだ、釧路では掘っているはず。だけどオーストラリアみたいな
露天掘りじゃないからコスト激高。
国が高い国内炭を強制的に電力会社に買わせたから、
石炭火力が少ないという事情もあるのよ
>>13 北海道の空知地方には戦時中、人造石油プラントがあった。
今は石碑しか残ってない。
21 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/08/03(水) 09:47:45 ID:wI00Irni
>17
ウランは可採年数石油と変わらないけどね
22 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/08/03(水) 09:49:27 ID:+j6cgwvp
メタンハイドレートはまだか?
23 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/08/03(水) 09:51:51 ID:+j6cgwvp
>>16 為替と人件費の安さが主因なのにね。
それと情報技術の発達ね。
産経は経済紙も出してるのになあ。
24 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/08/03(水) 09:52:38 ID:97d1ARWP
常温核融合炉が完成すればエネルギーなんて売るほど出来るわぁ!
建設関係は人が余ってるからな。その人たちを石炭堀りにまわせばいいね。
27 :
21:2005/08/03(水) 09:57:18 ID:wI00Irni
>25
もんじゅたん(*´д`*)ハァハァ
28 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/08/03(水) 10:05:05 ID:oH9I3mhw
大学で勉強してから8年になるが、石炭の液化技術ってのは進歩したのかな?
29 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/08/03(水) 10:05:11 ID:tjtEUV4H
三池にまた活気が戻るのかのお・・・
住友石炭が上がってるのはこの記事のせいか・・・・。
32 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/08/03(水) 12:37:08 ID:AACWZk3S
天然ガスって石油より割高なの?
外国ではエネルギーに占めるガスの割合高いけど、日本は低いよね。
滝川に、石炭から液体の炭化水素を作るプラントがあったらしい。
しかし戦後には全て採算割れで閉鎖
炭素数の少ないメタンと、炭素数の多い石炭混ぜて
適当に触媒通したら平均化されて炭素数が8とか14の間の
丁度良いものが多数出来てくる方法とか出来ないもんかなあ?
今の技術で効率化できる何か作れないのかな〜
35 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/08/03(水) 15:47:23 ID:UC8cYKaa
下水からメタンガスを作れ。
36 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/08/03(水) 15:58:35 ID:UH6i0+uF
韓国資本か在日資本が炭鉱を買い占めてたような記事を最近見たような気がする。
COからエチレンは作れるな。
有機金属触媒(名前忘れた)で出来るんだが、例によってコストがね。
大規模にやれば違うんだろうけど。
エチレンが作れれば今の石油化学ラインに持ち込めるわけだね。
38 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/08/03(水) 22:39:17 ID:o76DL7uU
石炭がないなら、備長炭を焚けばいいぢゃない、
39 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/08/03(水) 23:21:20 ID:nlqH0vUe
>>15 美唄(北海道)では、旧炭鉱のまわりで
小規模な露天掘りが続いています。
資源の枯渇よりもコストが高くなって
閉山したとこが多いです。
40 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/08/05(金) 09:12:22 ID:0xftthmb
ということは日本もまだ惚れる石炭があるわけか。
石炭だろうが、石油だろうが、
地中に埋まってる炭素の塊みたいなものを掘り出して、
燃やせばどうやっても二酸化炭素は増えざるをえんよな。
やっぱり生産時に二酸化炭素を吸収して循環させる、
植物系エネルギーがもっとも理想なんだろうが。
やっぱまだまだ難しいんだろうな。
>>13 石炭を蒸し焼きにして、水素を重合させる技術だよな。
確か触媒の白金が高価なのと反応に必要なエネルギーが意外と
大きいのが問題だったと思う、触媒はニッケルか何か安い物での
代替えの目処は立っていたと思う・・・学生時代の記憶では。
これも脳内ソースなんだが、戦争末期の独逸ではかなり実用的な
レベルの石炭・ガソリン化プラントが稼働していたらしいが、終戦の
どさくさで技術が散逸して、ロストテクノロジーになったらしい
43 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/08/10(水) 05:08:33 ID:2/n9rc3U
>>41 日本ではサトウキビの一種でモンスターケーンというのが研究中だよ。
44 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/08/10(水) 06:23:20 ID:mw/HvIF/
今日は二日酔いで教えられないが、今度覚えてたら、波動エンジンの作り方教えるよ
45 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2005/08/10(水) 06:25:59 ID:V/55Qc+1
まあ、シナの石炭消費のおかげで、大気が凄い勢いで汚染させられてんだが。
今頃、石炭マンセーってなー