【台湾】「高砂義勇隊」遺族らが靖国神社抗議と謝罪と賠償要求に出発【06/13】

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307<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん
戦没者を政治利用する反靖国活動家
高金素梅の来日は台湾人を代表しない

                     台湾の声編集部

台湾の「原住民」女性で立法委員の高金素梅は6月8日、立法院で記者会見
を行い、大阪での靖国訴訟のため、原告として12日に来日することを明らか
にした。「高砂義勇隊遺族の代表」なるものを率いてくるという。

おそらく13日には大挙して靖国神社に赴き、高砂義勇隊戦没者の魂を台湾に
返すよう要求するものと見られる。

今や原住民の代表者のように振舞うこの人物は、もともと中国人(所謂外省
人)として育ち、かつては「金素梅」という名で芸能活動を行っていたが、
その後立法委員(国会議員)を志し、たまたま母親が原住民だったことか
ら、当選しやすい原住民枠で出馬することにし、名前に母親の姓である「高」
をつけ、突然「高金素梅」という名の原住民に変身した。

原住民議員となった高金素梅が選んだ活動の一つが反日だった。つまり日本時
代における日本軍の反抗原住民に対する鎮圧行動への非難攻撃である。原住民
に変身しても、心は相変わらず中国人のままだということだ。この人物の記者
会見に出たことのある日本のメディア関係者は、日本に対する憎悪の激しさに
圧倒されたと語っていた。

そのような流れの中で、台湾の反日家を探していた日本の反靖国運動活動家と
出会って共闘を組んだ。そしてある日本の本がヒントとなって靖国神社に祀ら
れる原住民の魂の返還活動を思いつき、それを実行に移すとともに、靖国参拝
を行う小泉首相と靖国神社を相手取って訴訟を開始したのだった。芸能人出身
の高金素梅のパフォーマンス癖は台湾ではとても有名だが、つまりこの活動も
靖国神社やその祭神を利用した不純なパフォーマンスなのである。

パフォーマンスである以上、日本軍糾弾ももちろん強烈で、「原住民は日本軍
に殺戮されたため、今日劣勢になった」、「戦死者の三分の二は原住民だっ
た」、「日本軍は65万人もの台湾人を殺した」、「原住民に三光作戦を行っ
た」という、研究者ならすぐに嘘と分る話を思いつくままでっち上げ、何も知
らない台湾人に喧伝しているのだ。目下、公正で正確な台湾史が求められてい
る台湾で、こうした時代に逆行するような中国式の歴史捏造は、はっきり言え
ば害毒である。

こうした振る舞いに憤ったある高砂義勇隊遺族は、「あなたは歴史を知っている
のか」と問い詰めたところ、高金素梅は何も言えなくなり、「何も知りません」
と告白せざるを得なかった。先日も遺族グループから、「靖国攻撃は遺族の意見
を聞いてからやれ」と抗議を受けたが、それは当たり前だ。

8日の会見で高金素梅は常套手段の涙を流しながら、「旅行経費は150万元必要
なのに、まだ不足している」として、自分を応援してくれない政府を罵った。
だが民視(フォルモサテレビ)は、高金素梅ら一行の旅行日程には、東京と17日
の大阪以外に、箱根国立公園、富士五湖、愛知万博、嵐山などの観光も含まれて
いると、皮肉たっぷりに報道している。

もしや観光で「遺族」とされる人々を釣って、日本に連れてくるというのであれ
ば、高金素梅の英霊への思いは当然疑われることになるだろう。いやそれはすで
にすっかり疑われている。戦没者の魂を台湾に持って帰っても、政治的にも原住
民の文化的にも、それを祀る施設などないからだ。要するに高金素梅は魂を踏み
にじろうとしているのだ。

高金素梅はまたしても靖国神社の境内で原住民の招魂踊りか何かのパフォーマン