【日米韓】「もううんざり」米日、韓国のバランサー論に???疑問提起 [05/24]

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105<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん
小泉改革が後押しするアメリカ金融資本

先の「WEDGE」の記事は、これが、バブル崩壊以後、日本で続いている
アメリカの金融資本による日本の富のむしりとり路線の流れの上にで
てきたものであることを指摘している。要するにリップルウッドによる
新生銀行再生プロジェクトでの2200億円荒稼ぎ、ゴールドマン・サックス
による三井住友支援等での1700億円荒稼ぎがいろいろあったが、
そういうむしりとりの一環だということだ。

この記事は、グローバル化の波の中で、各国の金融資本が海外に出て
稼ぐことが基本的に自由化されたが、その自由化(国際的金融ビッグバン)
によって稼ぎまくっているのはもっぱらアメリカの金融資本であるという
ことを指摘して、次のような数字を示している。

米国の海外直接投資による収益率は全世界に対して、10.3%。逆に、
米国以外の国からの対米直接投資の利益率は、平均で4.2%(欧州が
4.5%。日本は5.0%)。要するに、アメリカ金融資本の一人勝ちなのだ。
そして、特に、むしりとられ方が激しいのが日本なのだ。

先に述べたようにアメリカの対外直接投資からの平均収益率は10.3%
だが、その内訳をみると対欧投資からは9.6%にとどまっているのに対して、
対日投資からは、実に13.9%もの収益をあげている。これだけ日本から
のむしりとられ方が異常に進んでいるというのも、いわゆる小泉改革が
アメリカの利益を計るためとしか思えない方向性をもって推進されてきた
からであるという。