元タイトル:「偽の研究書提出」70億ウォン横領した教授ら4人逮捕
偽の研究報告書を提出する手口で、1999年から2004年までの5年間に、400回余りに
渡って政府が支援する研究開発費70億ウォンを横領した産業資源部傘下の韓国包装開
発研究院の役員や大学教授らが警察に摘発された。
京畿(キョンギ)道・城南(ソンナム)南部警察署は17日、産業資源部が中小企業の包装
技術向上のために支援した研究開発資金を横領した疑いで、S大学のキム某容疑者(56)ら
教授5人と包装開発研究院のキル某容疑者(63/部長)など、同研究院の職員4人を
拘束した。
また、Y大学のチョン某教授(57)など11人を同じ容疑で書類送検し、さらに研究院の
職員や産業資源部の公務員ら62人に対しても調査している。
警察は「キム容疑者が研究費の支給を受けるため、包装技術を研究開発したかのように
書類を偽造する手口で、4年間15回に渡って国庫支援金2億2000万ウォンを横領した」とし、
「包装開発研究院の部長であるキル容疑者は、キム容疑者らが書類を完璧にそろえるよう
手助けした見返りとして、18回に渡って4400万ウォンを受け取った疑いが持たれている」と
伝えた。
警察の関係者は「研究院の高位幹部のうち、一部が金品を受け取ったという情報を
つかみ、この高位幹部に対する捜査を進めている」とし、「長期間に渡る組織不正を把握
できなかった産業資源部の公務員らに対しても職務放棄などの疑いについて調査中」とした。
ソース:朝鮮日報[韓国]
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/05/18/20050518000009.html