特定失踪者問題調査会の荒木和博代表を招いた講演会が九日、
松江市内のホテルであった。荒木氏は北朝鮮による拉致問題の
解決に向け、日本政府に積極的な姿勢を求めた。
荒木氏は「拉致の全体像と私たちの安全」と題して講演。
北朝鮮の国内事情や指導体制を説明しながら、「拉致などの
主権侵害を平気でやるような国」と北朝鮮を激しく批判。
一方、日本政府については、「拉致問題を知りながら、適切な
解決策をしてこなかった」とし、「拉致問題を人ごとと考えず、
政府の姿勢に注目する必要がある」と世論の盛り上がりを訴えた。
一九七七年から行方不明になっている米子市の松本京子さん=
当時(29)=の兄・孟さん(58)も出席者に拉致問題の早期
解決への協力を訴えた。
(略)
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