政府が今国会での再提出を目指している人権擁護法案に反対する
集会が四日午後六時半から東京・日比谷の日比谷公会堂で開かれる。
北朝鮮による拉致被害者救出や教育問題などに取り組む有志らによる
「人権擁護法案を考える市民の会」(平田文昭代表)が主催。長谷川三千子
埼玉大教授らが講演するほか、自民、民主の国会議員、法曹関係者も参加する。
法案をめぐっては、強い権限を持つ人権委員や人権擁護委員に国籍条項がなく、
自民党の安倍晋三幹事長代理が二十七日の講演で「(拉致事件に取り組む)
私が真っ先に人権侵害とされる」と現状での反対を表明しているが、同会は
「国籍条項だけでなく、人権侵害の定義があいまいで、修正では駄目だ。
廃案を目指す」としている。
http://www.sankei.co.jp/databox/n_korea/nkorea_15_1.htm