【中国】沙国連大使「日本は独のように歴史を直視すべき」【03/18】
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<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:
「ニューズウィーク」(日本語版3月15日号)に、日韓関係に関して、非常に
面白い記事が掲載されています。『日韓関係にひそむ危険な「純愛幻想」』
(ピーター・タスカ)がそれです。なぜ、戦後60年たっても、日韓関係は改
善しないのか。その謎の有力な解釈だと思います
長いので、一部だけ引用します。ぜひ、原文を読んで下さい
誠実な謝罪も役に立たない
「まず問題になるのは安全保障だ。韓国はもはや北朝鮮を驚異とみなしていな
いし、日本の拉致問題に対する興味はゼロ。北に圧力かけるどころか、核保有
すら容認する覚悟をしている。これでは、たとえ6カ国協議か再開されたとこ
ろで進展は見込めない。大局的にみれば韓国の現政権はアメリカから中国へ転
換しつつある。二つ目の衝突の火ダネは産業だ。韓国は世界で唯一、日本経済
をモデルにした国。その結果、両国間には造船や鉄鋼、家電など輸出セクター
の要となる分野で熾烈な競争が生まれた。(略)
サムスンの隆盛とソニーの凋落が同時に起きたのは、偶然ではない。事実、
世界一のエレクトロニクス企業にのし上がったサムスンの勢いは独りよがりで
近視眼的だった欧米企業を追い落とした40年前のソニーによく似ている。
では、日本が誠意をもって過去の過ちをわびれば、韓国、さらには中国との
関係が改善するのか。そうした考えは、因果関係を見誤っている。歴史が戦略
的緊張を生み出すのではなく、現在の戦略的緊張が歴史的緊張を生み出すのだ
。
イタリアがファシスト政権下の侵略行為について、エチオピアから謝罪を迫
られたことはない。ヨーロッパ史上有数の残虐な侵略者だったナポレオンを賞
賛するフランスの教科書を、スペインが非難することもない。戦略的な緊張関
係がないから、歴史問題も存在しないのだ。
しかし、日韓の緊張関係は今後も消えることはないだろう。だから日本がど
んな対応をしようと、両国間の過去は脈々と存在し続ける。(以下略)