「慰安婦」報道 朝日に訂正記事要求
戦時中の慰安婦をめぐるNHKの番組が政治家の圧力で改変されたと朝日新聞が報じた問題で、
NHKと朝日双方の責任を問う有識者のシンポジウムが24日、東京・本郷の文京区民センターで開かれた。
パネリストたちは「そもそも『慰安婦の強制連行』というこれまでの報道が誤報だ」として、
朝日新聞に訂正記事の掲載を求める運動を行うことを確認した。
約300人が参加。冒頭、藤岡信勝拓殖大教授は昭和天皇を「強姦(ごうかん)と性奴隷制」の罪で裁いた
政治集会「女性国際戦犯法廷」の不当性を指摘。番組のビデオやカットされた部分を検証しながら、
偏向した集会を取り上げたNHKを批判した。
一方の朝日新聞も平成3年以降、「慰安婦は強制連行された」「強制性があった」との報道を続けてきた。
同年8月、「女子挺身隊の名で連行された元慰安婦が重い口を開いた」とする記事を掲載したが、
この女性が連行ではなく人身売買されたことが西岡力東京基督教大教授の指摘で判明。
翌年1月には「朝鮮・済州島(現韓国)で『慰安婦狩り』が行われた」とする証言をコラムで紹介したが、
作り話だったことが秦郁彦・元日大教授の現地調査で明らかになっている。朝日新聞はいずれも明確な
訂正記事を掲載していない。
シンポには、西岡、秦両氏のほか、元朝日新聞記者の評論家、稲垣武氏が出席。
それぞれ「慰安婦問題ではなく朝日の誤報問題だ」「朝日の誤報がなければNHKも偏向した番組を
制作しなかった」などと述べ、朝日新聞に訂正記事の掲載を求めていくことで一致した。
http://www.sankei.co.jp/news/050225/sha037.htm 関連スレ
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