【パキスタン】「核開発の父」実像は　北の核保有宣言を支援　カーン博士[02/23]

　一九九八年、パキスタンがインドに対抗してj実験に成功、一躍英雄となり、
いまも「核開発の父」と呼ばれるカーン博士。だが、「核の闇市場」で核開発
技術を世界各国に売り渡していた中心人物としての実像が次第に明らかに
なってきた。「自衛のために核兵器をつくった」と公式に核保有宣言した
北朝鮮は、カーン博士からの全面的な協力を得てウラン濃縮による核開発を
行っていたとして、日米両国は警戒感を強めている。

　■脅威の商人

　このほど発売された米タイム誌は、「爆弾を売る男」と題する記事の中で、
カーン博士を“脅威の商人”と呼び、博士は一九九三年に北朝鮮側と接触。
博士がパキスタン政府の尋問に対して、九九年に北朝鮮を訪れ、核施設を
視察したとまで証言していると報じた。

　「カーン・ネットワークを知れば知るほど、北朝鮮が（核凍結に関する）
一九九四年の米朝枠組み合意に早くから違反していたことがわかる」

　今月十日、来日していた米国のボルトン国務次官は都内での記者会見でこう指摘した。

　カーン博士と北朝鮮との接点が注目されたのは、九八年六月にパキスタンが
核実験に成功したころ、在パキスタンの北朝鮮大使館経済担当参事官夫人が
何者かに暗殺された事件だ。

　参事官はパキスタンとのミサイルなどの武器取引にあたっていたといい、夫人が
その秘密を西側情報機関にもらしたことが発覚し、暗殺されたとの見方が強い。
夫人の遺体は直ちに特別機で平壌に運ばれたが、そのなかに博士が送った遠心
分離機が積まれていたとされる。

　■輸出される原料

　ボルトン国務次官より十日ほど前に、大統領特使として来日したグリーン国家
安全保障会議（ＮＳＣ）上級アジア部長から日本側に極秘情報がもたらされていた。

　米国は核計画を二〇〇三年末に放棄したリビアからウラン濃縮の原料となる
六フッ化ウランやウラン濃縮を行う遠心分離機をテネシー州にある核施設に輸送。
分析の結果、六フッ化ウラン二トンが北朝鮮からリビアにほぼ確実に輸出されたとの
結論に達したというものだった。つまり、北朝鮮はこの時点で核関連物質を売るまでに
能力を高めたといえるのだ。

　九九年に博士が北朝鮮の核施設を視察したころ、イラン、リビアなども博士との
接触を試みていた。十三日付の英日曜紙サンデー・テレグラフによると、パキスタン
政府の尋問に、博士はイランにも核開発の設計図や部品を売却したことを認めた。
博士は十回以上にわたりイラン側と会合を重ねていた。
（略）

http://www.sankei.co.jp/news/050222/evening/23int001.htm

>>1.続き
■謎多い闇市場

　なぜカーン博士は核技術を売り渡したのか？

　もちろん金銭的な目的もあったが、タイム誌は博士が「われわれイスラム教徒は強く、
他国と対等でなければならない。だからいくつかの国を強くするのを手助けしたい」と語った、
と伝えている。

　カーン博士は一九三六年英国支配下のインドに生まれ、パキスタン独立後の五二年に
同国に移住。大学卒業後、欧州に留学し、オランダの核関連企業に勤め、七六年に
帰国後は核開発に従事した。

　米情報機関などの調査では、カーン博士はサウジアラビアやエジプト、スーダンなど
アフリカ諸国にも足を延ばしているという。

　米側はサウジアラビアなどに核技術が渡っていないか調べているが、パキスタン側は、
博士への直接尋問を拒否しており、カーン博士の行動や核の闇市場には謎の部分が多く、
全容解明には程遠いようだ。

米国にとっては北朝鮮よりも、危険ではないのかパキスタンは

どうもイスラム教ネットワークが核技術を拡散させていますね。
このままではアルカイダの連中の手に渡るのは時間の問題ですね。

>>4
少なくとも1,2発のBC兵器が連中の手の中に有ったとしても、漏れはもう驚かん。
あいつら神の名を騙る悪魔だからな、そういうあたりの機微だけはしっかりしてる。

>>5
BC兵器は持っているでしょうね。
ああいったテロリズムで訴える正義こそ、神への冒涜でしかないと思うんですが・・・。
八百万の神々を信ずる日本人には、宗教対立で争うことが理解できないです。

北はいつからイスラム教徒になったのだ？

>>8
南も改宗してイスラム教徒になってるが？＞ザイトゥーン部隊
まあ、コーランを逆さに持ち、酒を飲むような自称イスラム教徒だが。

インドと対立しているパキスタンは中国から支援を受けているよ。敵の敵は
味方というわけだ。

>>6
まあ、一神教と多神教の違いだからな…
多神教(仏教、ヒンドゥー教など)に触れている人々から見れば、
連中の思考回路を理解できないのが普通だ。

なまじ狂的な宗教信者って下手な犯罪者より質が悪い。

遠心分離による
六フッ化ウランから濃縮ウランに至る過程は
余程たくさんの高硬度アルミ管がなければ、
六フッ化ウランと濃縮ウランは断絶状態であって、
六フッ化ウランの「北によるリビアへの輸出」とやらは
ウラン濃縮や遠心分離を知らない連中に対しての
格好の情報操作対象となりそうだ

米朝枠組み合意はもともとプルトニウム再処理凍結と軽水炉提供までの重油供給
との取引であって
ウラン濃縮施設を持たないことは枠組み合意内には「朝鮮半島非核宣言履行に
向けた取り組みを行う」と言及するにとどまった。
つまり「非核宣言は履行しなければならない」ではなく
「履行に向けた取り組みを行う」、にとどまったため、枠組み合意懐疑派に
枠組み合意修正論や重油供給懐疑論まで広がったのである。

>>10　日本には創価学会があるじゃないか。あれなんかきわめて一神教的だ

イスラム教徒にとって、豚は不浄だと思ったが。
金豚はいいのか、ナオト・カーン博士。

おいコラ！カーンとやら。
てめェはアチコチでなに言ってやがる。
ムカツクから、チョト東京に来いや。全部説明しろや！
言いたくねェならそれもいい。でも、てめェがやってることに責任を
感じるなら東京に来いや、コノヤロゥ！
オット「僕はゴールキーパーです」なんてギャグかましやがったら
てめェにサッカーの監督さすぞ！北朝鮮戦。負けたらてめェ。
てめェも考えろやコラ。

ウランを使うガンバレルタイプの核爆弾を完成、実験したのがパキスタン。
運搬手段、ガウリ（ノドン2）を作り、実験したのは北朝鮮。

パキスタンはハティフ（中国製M-11弾道ミサイル）などでの模擬核弾頭
発射実験を行っていることから、搭載量からノドン2にも核弾頭は搭載可能。
データのやり取りがあっただろうから、北も核実験済みと看做してよい。

また、カーンは北に遠心分離器その他を持込み、指導にあたることで
中国から買えなくなった弾道ミサイルの代替品を得たという話だ。

パキスタンには国際社会が一致して経済制裁しながら、北朝鮮はいいのか？