米国から帰国した韓国の潘基文(バンギムン)外交通商相は16日、会見した。その中で、潘外相は、
韓国企業が進出している北朝鮮南部の開城工団について「南北間の和解協力の象徴であり、
(北朝鮮の)核問題が解決しない状況では大規模協力をする計画はないが、人道的次元で推進する」
との韓国側の立場を、米国に伝えたと明らかにした。会見で潘外相は、米韓外相会談などを通じ、
韓国政府がコメや肥料などの人道支援は「制限された水準で提供」し、
経済支援は「南北間の交流協力を推進し、和解を醸成することが(核問題解決の)ためになる」と、
米側に説明したと語った。経済支援の要である開城工団を「人道的次元」とした理由について、
潘外相は最終目標となる総面積1900万坪(6270万平方メートル)のうち
「現在は2万8000坪と小規模であり、試行段階にある」と強調した。韓国の対北支援をめぐっては、
一連の米韓高官会談の中で「米国が支援の中断を求めた」との一部報道もあったが、
潘外相は「米国からコメントはなかった」と米韓摩擦の存在を否定。
一方、北朝鮮が先月要求した肥料支援50万トンについては「さまざまな状況を勘案して検討する」と述べ、
慎重な姿勢を示した。
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/news/20050217k0000m030104000c.html 【米国】韓国に対北肥料支援中断を要求[02/13]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1108259560/