フィリピン当局が最近、自国の女性たちに韓国人警戒令を発令した。
24日、駐韓フィリピン大使館によれば、働き口を求めて韓国の宗教団体の結婚斡旋
またはE6(就業)ビザを通じた韓国旅行に応じた場合、非良心的なブローカーにより
犠牲となる可能性があるため、特別な注意が必要だという内容の公文を作成し、
韓国に居住する自国女性たちに緊急配布している。
韓国政府関係者は、「フィリピン当局のこうしたジェスチャーは、「韓国は人身売買が
横行している国」という認識に基づいたもの」としながら、「保護装具もなく毒だらけの
作業環境で働くよう強要された、いわゆる「神経麻痺」にかかったタイ人の女性労働者
事件に続く(韓国社会の)恥ずかしい断面」としている。
フィリピン当局は韓国人男性との国際結婚についても懸念を表明している。
アラディン・G・ビラコテ駐韓フィリピン大使は同公文で、「韓国男性と結婚すれば
より豊かな生活ができるという誘惑に落ち、韓国に来たフィリピン女性たちが結局、
風俗店やクラブに引き渡され、悲惨な境遇に置かれたケースを時々見た」と注意を
呼び掛けている。
ソース:朝鮮日報[韓]
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/01/24/20050124000073.html