台湾の游錫●(ゆう・しゃくこん)行政院長(首相に相当)(56)は24日午前、
行政院(内閣)の臨時閣議を開き、総辞職する。(●は方を二つ並べた下に土)
台湾各紙によると、陳水扁総統は同日中にも謝長廷・高雄市長(58)を
新行院院長に任命する見通し。
民進党など与党連合は、昨年12月の立法委員(国会議員)選挙で過半数を
獲得できず野党連合に敗れていた。今回の内閣刷新は、2月1日の新立法院(国会)
発足を前に陳政権のテコ入れを図るのが狙いだ。
新内閣の陣容は25日までに決まるとみられるが、各紙報道によると、
陳唐山・外交部長(外相)や李傑・国防部長(国防相)などは留任する見込みという。
游内閣は2002年2月に発足した。後任候補の謝氏は1998年に
台湾第2の都市・高雄の市長に当選。民進党主席を務めた実力者で、
2008年の次期総統選の有力候補の1人。
ソース
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050124i202.htm 引用元:読売新聞