10月1日から8日までは、「十一」大型連休。旅行に出かける人も多いが、中国消費者
協会では、観光サービスに対する消費者のクレームなどをまとめ、旅行会社に対する
不満点を、「10大クレーム」として発表した。3日付で中国新聞社が伝えた。
最も多かった不満は、旅行会社が手配するホテルや交通手段、レストランなどが、
事前の説明よりレベルの低いものだったというもの。それに続いたのが、旅行会社が
ツアーの時間や観光スポット数を減らしてしまうといった問題。現地ガイドが費用負担
などを軽減させるために、複数の団体ツアーを一まとめにすることなどに対する不満も、
相当に多い。
そのほか、現地についてから料金を追加徴収するなどのクレームもあった。また
各観光スポットでのサービスの低さ、ホテルやレストランなどの安全面などに対する
クレームなども多く寄せられている。
なお、このような問題に関して日本の旅行業界専門家は「日本の場合には、事前に
観光スポットなどを明示しなければならないなど、観光客の権利を保護するために、
かなりきびしい法律上の規制がある。中国の場合には、まず法律を整備していく
必要があるだろう」と語っている。
ソース:サーチナ・中国情報局 (Yahooニュース)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041005-00000002-scn-int