共同の記事です〜
-----
タイトル:金永南委員長が10月訪中へ 6カ国協議を調整
中国の唐家●国務委員(前外相)は28日、日中記者交換40周年訪中団との会見で、
北朝鮮の金永南・最高人民会議常任委員長を代表とする同国の高級代表団が近く
中国を訪問することを明らかにした。北朝鮮の核開発をめぐる6カ国協議も中国首脳ら
との会談で議題となるもようだ。
訪問時期について中国外務省当局者は「10月中旬の予定」と述べた。金委員長は
金正日総書記に次ぐ北朝鮮ナンバー2で、訪中は昨年2月以来となる。
中朝間では今月中旬に中国共産党の李長春・政治局常務委員が訪朝したばかり。
金委員長の訪中は10月6日の中朝国交55周年を挟んだ答礼訪問とみられる。
唐国務委員は6カ国協議について「できるだけ早急に次回の第4回協議が開けるよう
各国に働き掛けているが、米朝間には根強い政治的な相互不信が存在しており、韓国
でも(未申告核関連実験などの)問題が起きて一層、複雑になっている」と指摘し、早期
開催が困難なことを示唆した。
唐国務委員は同時に1朝鮮半島の非核化2対話を通じた平和的解決−の2点は
堅持する必要があり「6カ国協議のプロセスを決して後退させてはならない」と強調
した。
またロシアを先週、訪問した中国の温家宝首相もプーチン大統領に中国のこうした
立場を説明し、早期開催を働き掛けたことを明らかにした。(共同)
●=王ヘンに旋
ソース:産経新聞
http://www.sankei.co.jp/news/040928/kok132.htm