【国内】大陸棚調査加速で基本方針=中国の資源開発問題も議論−連絡会議.[08/06]

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13<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん
宮崎正弘の国際ニュース・早読み
“西気東送”プロジェクトから欧米三社が撤退へ
       市場経済を度外視したガス輸送を懸念?
外国企業に甘言を用いて誘い、コンソウシアム(企業連合)でプロジェクトを完成、技術を
盗んだら「はい、さようなら」というのは中国の常套手段である。
 いま首相官邸サイトなどに襲撃を繰り返す中国人ハッカーの技術とて、もともとは日本へ
留学したハイテク研修生が持ち去ったものだ。
 さて、新彊ウィグルの砂漠から全長約4200キロをまたいで上海へ繋ぐ”世紀のガス・
パイプライン”、ついに工事は完成した。
 その途端、この大プロジェクトから、英蘭ロイヤル・ダッチ・シェル、米国エクソン・モービル、
露ガスプロムの三社が撤退へ追い込まれる様相を呈している。
 利益の配分比率が原因とされるが、もともと商業採算を度外視したプロジェクトだけに、
これから逃げることは英米露にとっては予定の行動であったかもしれない。
 なにしろガス輸送プロジェクトであるにもかかわらずパイプライン沿線で新設のガス燃焼
発電所は、まだ一基も建設されておらず、そればかりか沿線企業にガスを売却する気配も
ないのだ。
 これまでの開発費、建設費など総工費は180億ドル(約2兆円)にのぼった。
 ただし新彊ウィグルから峡西省まで2400キロのパイプライン建設に国際コンソシアムが
絡んだ(この分は80億ドル)。
 ロイヤル・ダッチ・シェル、エクソン・モービル、ガスプロムの三社には「出資金が返還される」
などと中国は放言しているが、肝心の財源がないので、次は日本を騙そうと、はかりごとを
めぐらし始めたらしい。
 当初の交渉ではペトロ・チャイナが50%を出資し、中国石油化工(シノペック)が5%。これに
外国企業三社が、各々15%ずつだった。契約は2002年7月に交わされた。
完成間近の土壇場になって国有企業ペトロ・チャイナは「外資の取り分を12%台に減額する」と
一方的に通知、英米露がむくれてしまった。
「反日サッカー」報道の影に隠れたが、こちらの動向はもっと深刻である。
ttp://www.melma.com/mag/06/m00045206/a00000685.html