アテネ五輪 復活する日本、低迷する韓国
2004アテネ五輪で日本勢のメダルラッシュが続いている。日本は22日(現地時間)まで
13個の金メダルを獲得した。同日まで中国と米国に続き金メダル数で3位。
今大会で、日本は1972年ミュンヘン五輪で13個の金メダルを獲得して以来、最も多い金メダルを獲得している。
1960、70年代に「スポーツ強国」を揚げた日本が、今大会で過去の名声を取り戻した。
柔道14個の体級のうち、8個の体級で金メダルを獲得しており、北島康介が競泳2冠を達成するなど、
競泳でも3個の金メダルを追加した。女子マラソンと体操団体などでも金メダルを獲得した日本は、
これから野球と女子レスリング、体操、ソフトボールなどで3〜5個の金メダルを追加することができるものとみられる。
特に女子レスリングは4種目のうち、3種目で日本選手たちが優勝候補に名乗りを上げている。
日本が躍進しているのに対して、韓国は同日現在、金メダル5個。これからテコンドーとレスリング、
男子マラソンなどでいい成績を出したとしても5、6個に止まる見込みで、金メダルは計11個を超えないものとみられる。
したがって、今回の五輪は1988年ソウル五輪以来16年ぶりに韓国が金メダル順位で、日本に劣る大会になる見込みだ。
ソウル五輪で韓国は金メダル12個で4位に上がったのに対して、日本は金メダル4個で14位に止まった。
日本が強気を見せているのには、2001年「ゴールドプラン」をはじめ国家レベルの「エリート体育」を
復活させたことが、主な理由とされる。また、陸上と競泳で先端カメラを利用して選手たちの動作を分析して、
柔道選手たちにスポーツ心理学者のアドバイスを受けるようにするなど科学的な選手管理も成績向上につながった。
http://japan.donga.com/srv/service.php3?bicode=070000&biid=2004082439278