大分県は5日から5日間の日程で、県内の高校教員らを対象にした視察研修団を
中国に派遣する。大分―上海線の運航で身近になった中国を、高校生の修学旅行先
として定着させる下地づくりのため、初めて企画した。県は上海線の利用率アップには、
修学旅行のような団体による定期的な利用が不可欠と考えており、研修団の派遣を
”呼び水”にしたい考えだ。
視察研修に参加するのは公立、私立の校長、教頭、教員など15人。大分―上海線
を利用して中国入り。上海、西安両市を訪れ、近代的な町並みや世界遺産など観光名所
を視察。中国の高校生が日本の高校生との交流を望んでいることから、現地の高校教員
との交流会なども予定している。
県内では修学旅行先として海外を選ぶ高校が増えているものの、行き先は韓国、
台湾のほか、ニュージーランドなど南半球の英語圏が大半。中国は2000年度以降、
延べ13校にとどまっており、03年度は新型肺炎(SARS)がまん延したこともあり、
実績はゼロ。
04年度も今のところ、予定している学校はないが、県は「中国の歴史的遺産や
大都市の現状を直接見ることが、高校生の国際感覚の養成に役立つ」(橋本亮二総合
交通対策局長)として、視察研修団の派遣を契機に中国を修学旅行先に選ぶ高校が
増えることを期待。
また、県内の旅行代理店も「地元の空港から直接行けるので利便性が高い上、
(大分空港発の国際定期便を利用した)団体旅行補助制度も使えるので、経費も安く
抑えられる」(近畿日本ツーリスト大分支店の江里口英樹支店長)と、新しい修学旅行先
として熱い視線を送っている。
大分―上海線の02年度の利用者は約16,000人。一校当たりの修学旅行参加者
が200として、年間10校が往復で利用した場合、年間4,000人の利用者増となる。
県は中国への修学旅行の定着が、大分―上海線の維持に大きく貢献するとみているが、
中国の高校との交流を深めることで、中国からの修学旅行の誘致にもつなげたい
考えだ。
日本政府は観光戦略の一環として、中国からの修学旅行生のビザ(査証)を免除する
方針を固めるなど、誘致環境は整いつつある。県は800人を超える中国人留学生が
県内で学んでいることや、世界最先端の工場群があることなどをPRして、誘致を促進する
方針だ。
ソース(大分合同新聞)
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2004=08=04=692501=chokan 関連スレ
【中国】ビル照明やめ、人工降雨も 電力不足深刻化の上海市[08/04]
http://news17.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1091611681/ >>7 おう、もしかして、在媛・・・
だとすれば、ご同郷の我が友人が、玄界灘の風を受けながら
日々震えておられます。坊ちゃんの温泉が、博多や別府のごとく
なるのではないかと・・・道後温泉がいつまでも日本人の温泉でありますように・・ナム