【国内】小泉首相「曽我さん一家ら帰国で日朝国交正常化再開の前提満たされた」【08/02】

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岡田
「サミットでも議題となった北朝鮮問題について質問します。総理の二度目の訪朝後
七十日間が経過をしました。いまだに金正日国防委員長も約束した十名の安否不明者
についての調査結果はあきらかにされていません。日本はこのまま待つしかないんで
しょうか。調査結果がいつまでに示されるのか、総理の責任ある答弁を求めます。
他方で総理は、国交正常化を一年以内にもと発言していますが、拉致問題に目立った
進展が無いなか国交正常化をいつどのように、その交渉を本格的にスタートするつも
りなのでしょうか。それともすでに本格交渉を開始されたのですか?
わたくしは十人の安否不明者についてまったく回答が無いままの、本格交渉開始には
慎重であるべきと考えます。小泉総理の責任ある答弁を求めます」


小泉
「拉致問題及び日朝国交正常化についてでございますが、安否不明の拉致被害者に関す
る再調査については、北朝鮮側が関係機関等によってこれを進めているものと称しており
早期に回答が得られるよう引き続き北朝鮮にはたらきかけていく考えであります。また、
曽我さん家族を含む拉致被害者家族の帰国の実現により、国交正常化交渉再開の前提は
満たされたと考えていますが、その具体的時期等については現時点では決まっておりません。
いずれにせよ拉致問題を含む諸懸案の解決なくして日朝国交正常化はありえません」