英グラクソ・スミスクライン、米ファイザーなど欧米の大手製薬企業によるシンガポール
投資が相次いでいる。
同国政府の支援策や知的財産権保護策を評価し、製造、研究開発両面で企業集積が
高まっている。
マレーシアがバイオ工業団地を整備するなど周辺国も追いかけているが、シンガポールが
一足早くアジアのバイオ医薬産業の拠点になりそうだ。
グラクソは6月、1億シンガポールドル(約64億円)を投資して工場を拡張した。気管支ぜんそく
治療薬などに使う原薬の生産を拡大する。
来年中に医薬技術センターも開設する方針。
最大手のファイザーは6億シンガポールドルを投じ、同社ではアジア最大の医薬品原薬工場を
16日に開設、てんかん治療薬の原薬を生産する。
両社の工場が進出した「トゥアス・バイオメディカルパーク」には昨年、米メルクや米シェリング・
プラウも大規模な投資をしている。
ソース(日本経済新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20040722AT2M2101M21072004.html 医薬品売上高ランキング(単位:百万ドル) 2002年度
http://www.medisearch.co.jp/kakukaihatuhi.htm 会社名 売上高 研究開発費
1ファイザー(米) 28,288 5,176
2グラクソ・スミスクライン(英)27,892 4,235
3メルク(米) 21,631 2,677
4アベンティス(仏) 18,470 3,591
5アストラゼネカ(英) 17,343 3,069
6ジョンソン&ジョンソン(米) 17,151 3,957
7ブリストルMS(米) 14,700 2,218
8ノバルティス(スイス) 13,550 2,799
9ロシュ(スイス) 12,549 2,686
10ファルマシア(米) 12,037 2,329
11アメリカンホームプロダクツ(米)11,733 2,080
12イーライリリー(米) 10,384 2,149
13シェリングプラウ(米) 8,745 1,425
14サノフィ・サンテラボ(仏) 7,820 1,279
15武田薬品(日本) 7,736 1,035
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