専門学校を立ち入り調査へ 不法就労外国人対策で
不法滞在や不法就労の外国人対策として東京都は28日、
大規模な繁華街を抱える新宿、渋谷、豊島の各区で留学生比率が高い専門学校15校程度を対象に、
6月から東京入国管理局や区と合同の立ち入り調査を実施すると発表した。
専門学校の集中的な立ち入り調査は初めてという。
留学生は定員の半数までとされている文部科学省の指針が守られているか、
生活指導がきちんと行われているかなどを調査し、問題があれば改善を指導する。
都によると、都内の専門学校には約1万2000人の留学生が在籍し国別では中国が約67%、韓国が約21%を占める。
学校に籍だけ置いて不法就労したり、学校に来なくなって不法滞在者となるケースもあるという。~~~~~~~~~~~~~~~~
石原慎太郎知事は28日の記者会見で「不法滞在の温床にならないよう実態を把握して厳正に対処する」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040528-00000210-kyodo-soci