原案修正、創設大幅先送り ASEAN平和維持部隊
東南アジア諸国連合(ASEAN)の、平和維持部隊(仮称)創設を含む
「ASEAN安保共同体行動計画」案が加盟各国の抵抗で修正に追い込まれ、
部隊創設の時期を2012年から20年に大幅に先送りしたことが8日までに分かった。
行動計画案は現議長国インドネシアが2月に提示。
同国は6月にジャカルタで開かれる外相会議での議論進展を期待しているが、
期限設定することに「時期尚早」(ASEAN外交筋)と慎重論が根強いことから、
協議難航は必至だ。
背景には、ASEANの大きな柱である内政不干渉原則からの逸脱の恐れや、
ベトナムや中国、フィリピンなど6カ国・地域が領有権を主張する
南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島問題などがある。
★ソースは共同通信。
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=intl&NWID=2004050801002351