国内初の「教会労組」誕生の可能性
国内で初めて教会職員で構成された労働組合の設立が進められている。
キョンイン教会(仁川(インチョン)・桂陽(ケヤン)区・瑞雲(ソウン)洞)など仁川地域
の3つの教会の前職・現職事務職員と副牧師、運転手ら5人で構成された「キリスト教会労働
組合準備委員会」は今月14日、桂陽区庁(区役所にあたる)に労組設立の申告書を提出した。
地域労組であるため、自治体で申告済証明書を交付すれば正式な労働組合として認められることになる。
キョンイン地方労働庁の関係者は「宗教団体とはいえども、労働者の地位は認められるため
労組設立にも大きな問題はないだろう」と述べ、この団体は史上初の「宗教団体労働組合」
として記録される可能性が高い見通しだ。
教会労組は今後、教会の副牧師、教育伝道師、教会およびキリスト教団体の事務職員、
神学校の講師などを対象に労組員を募集し、ソウルと富川(プチョン)などで地域労組を
設立、最終的には全国的な組織に育てていく計画だ。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/04/16/20040416000078.html