インターネットに掲載された求人広告を見てやってきた女性を島地域のチケットタバン(女
性従業員の性売買も兼ねて行う喫茶店)に売り渡した人身売買の犯人グループとチケット
タバンの業主が警察に逮捕された。
犯人らは連れてきた女性が妊娠6カ月という事実を知りながらも、地域の郡議員に強制的
に“性上納”させていたことが分かった。
ソウル・瑞草(ソチョ)警察署は13日、このような疑いでチケットタバンの業主、キム某(43)
容疑者ら3人を拘束、職業紹介所の業主、ク某(51)容疑者と“性上納”を受けた現職郡議
員のシン某(57)容疑者ら4人に対し拘束令状を請求した。
ク容疑者らはインターネットカフェの掲示板に「急な資金が必要な方」などの題名で求人広
告を出した後、今月5日にこれを見てやってきたチョ某(27)さんら女性2人を強制的に全羅
(チョンラ)南道地域の島に連れて行き、現地のチケットタバンに300万ウォンで売り渡し、売
春を強要した疑いがもたれている。
チケットタバンの業主、キム容疑者らは女性たちが逃げられないよう監禁し、売春行為を強要
していた。今月7日には連れられてきたチョさんが妊娠6カ月であるにもかかわらず、地域の
郡議員のシン容疑者と強制的に性交渉を持たせたと警察は伝えた。
犯人らは今月9日、被害を受けた女性たちが売春を拒否し続けると、家族に連絡し「娘を放す
代わりに550万ウォン渡せ」と要求、約束場所のソウル・瑞草洞のSカフェに姿を現したところ
を家族たちの通報で出動した警察に逮捕された。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/04/13/20040413000057.html