中国訪問中のデトラニ米国務省朝鮮半島和平担当特使が1日、
北京で王毅外務次官と会談し、北朝鮮の核問題をめぐる第3回
6カ国協議の開催に向け、作業部会の早期開催を目指すことを確認し合った。
中国外務省が同日、発表した。中国側は当初、3月にも作業部会を開きたいと
説明していたが、ここにきて作業の遅れが指摘されていた。
米政府は最近、米国の意向を直接北朝鮮に伝えず、中国を経由するという
スタイルをとり始めている。特使はこの日、米政府の考えを中国に伝えただけでなく、
米国から北朝鮮へのメッセージも中国側に託した模様だ。
特使はこれに先立ち、中国の寧賦魁・朝鮮問題担当大使とも会談。
これを受け、中国による米朝仲介の作業が本格化するものとみられる。
ソース:
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20040402k0000m030098000c.html