「中国軍人を侮辱」と抗議 中国市民がセガのゲームに
1日付の中国紙、新聞晨報などによると、中国重慶市の市民がセガ(本社・東京)のゲームソフトが中国軍人を侮辱しているとして、謝罪を求める抗議文を地元紙に発表した。
このソフトはセガの「シェンムー」で、抗議文はゲーム中の賭博場の場面に登場する赤い襟章に緑色の軍服を着た人物の描き方が「中国軍人を侮辱している」と指摘、不買運動を呼び掛けているという。
これに対してセガは「中国を侮辱するような意図は毛頭ないし、そもそも中国向けにこのソフトを発売していない」としている。
中国では日本のゲームソフトの海賊版が多数作られて地方都市にも広まっている。中国は赤い襟章に緑色の軍服は85年に廃止した。(上海共同)
http://www.mainichi.co.jp/life/hobby/game/news/news/2002/03/01-3.html