モバイル技術を開発しているシンガポールのRADIXS社は8日(現地時間)、携帯
電話上でパソコンと同様のアプリケーションを利用可能にする独自技術『MXI』
(MotioneXperienceInterface)を、米国のキャリア向けに提供すると発表した。
同時に、米サン・マイクロシステムズ社と戦略提携したことも明らかにした。
MXIは、ウィンドウズ、リナックス、Javaなどパソコン向けに書かれたアプリケーションを
移植することなく、そのままの外観で携帯電話で使う技術。「MXIサーバー」を実行する
コンピューターに、ワイヤレスネットワーク経由でアクセスして、遠隔地から利用できるという。
アプリケーション自体はサーバー側で動作する。同社はMXIを「OS」と説明している。
同社によると、現在、米国のキャリア、携帯電話メーカーと交渉しており、今年後
半には同技術を利用したサービスが米国で利用可能になる見込みという。
http://www.hotwired.co.jp/news/news/technology/story/20040309303.html