米側、普天間代替で下地島を打診
沖縄県のアメリカ軍普天間飛行場の 移設先として、アメリカ側が、既に決まっている 名護市ではなく、
沖縄の離島である下地島を日本政府に 打診していることが、JNNの取材で 明らかになりました。
飛行場移設をめぐる日本とアメリカの 実務者協議の中で、アメリカ側は、「今後5年以内の移設」を 求め、
早期に実現可能な 移設先の一つとして、沖縄本島から、およそ300キロ離れた 下地島を 打診しています。
下地島には、民間パイロット訓練用の 空港があり、これまでも、アメリカ軍機が日米地位協定を理由に、
給油などのために 使用を繰り返してきました。
しかし、沖縄県が空港の軍事利用に 強く反対してきたことや、台湾に近く 中国の反発も 予想されることから、
日本政府は アメリカ側の打診に 今のところ 態度を決めていません。
これまで政府は 移設先として、既に沖縄本島の名護市に 軍民共用空港を念頭に 整備することを 閣議決定していますが、
沖縄県が求める 15年の使用期限に 難色を示すアメリカ側は、 移設計画の見直しを 迫っていました。(24日 10:40 )
http://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline930264.html