三菱自動車工業は、来年8月からタイで新型1トンピックアップトラックの生産を開始する。
投資委員会(BOI)が3日、事業を認可した。投資額は117億900万バーツで、年産台数は現在の4割増となる
11万6,000台に拡大する。今年後半にはトヨタ自動車のIMVプロジェクトも控えており、タイ集約生産の構図が浮き彫りになってきた。
三菱自動車のタイ現地法人、ミツビシ・モーターズ・タイランド(MMTh)が新たに生産するのは、
主力ピックアップ「ストラーダ」の後継モデル。タイをピックアップの輸出拠点と位置付け、製品の7割を世界各国に出荷する
。三菱自動車は経営再建計画「ターンアラウンド」の一環として、後継モデルの開発、生産に総額210億バーツを投じる。
既存工場(東部チョンブリ県レムチャバン工業団地)にラインを設置するなどして増産体制を整える。
BOIによると、年間338億3,100万バーツ相当の現地調達部品を利用する計画だ。ストラーダは来年内に生産を停止する計画だ。
増産に伴うタイ人雇用創出は1,560人。
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