盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は24日、放送記者クラブ招請の会見で、2002年の新千年民主党
(民主党)大統領選候補選出のための党内選挙で使った資金規模と関連、「十数億使ったはず」
と述べた。
盧大統領はこれまで大統領選候補のための党内選挙資金に関し、「現実として法を違反するほか
ない状況」といった趣旨の発言をしてきたが、使用額について触れたのは今回が初めて。
「十数億ウォン」は、現行の政治資金法上、後援金の集金限度(2001年は3億ウォン、全国単位の
選挙があった2002年は6億ウォン)である9億ウォンを超えており、“現行法違反”をめぐる論議は
避けられない見通しだ。
盧大統領はしかし、「大統領を含めた状態で党内選挙資金を明らかにすることが、法と正義を見直し、
政治改革するのに必要だというなら、犠牲を甘受してでも決断できる」とし、「しかし今は、これをめぐり
攻防している時ではないと考える。大統領選資金だけでも苦痛で耐えられない」とした。
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