好調な輸出を背景に景気が回復基調をたどる中、横浜港からの輸出も前年同月比で、
二〇〇三年十二月まで九カ月連続でプラスを維持し、県内経済をけん引している。
特に自動車や一般機械など県内主要産業の輸出が、中国などアジア向けを中心に好調に
推移。コンテナ輸送など港に関連する産業にも波及し始めている。近く決定する見通しの
スーパー中枢港湾の選定も含め、横浜港の"復活"に県内海運・経済界の期待が集まっている。
横浜税関の〇三年分の貿易速報によると、横浜港はアジアNIES(新興工業国・地域)を
トップに米国、中国の順に輸出額が多く、特に中国は前年比22%を超える大幅な伸びを示している。
http://www.kanagawa-np.co.jp/news/nw04022332.html