23日付の米紙ウォールストリート・ジャーナル(アジア版)は、三菱自動車と三菱商事が
マレーシアの国民車メーカー、プロトンの株式売却を検討していると報じた。
三菱自と三菱商事はプロトンの発行済み株式の計15・86%を保有しており、同紙によると
時価総額は8億600万ユーロ(約230億円)。売却は財務体質強化を目指す三菱自の
全世界的なリストラ策の一環だという。
プロトン株の31・6%を所有するマレーシア政府の投資会社カザナ・ナショナルが20日、
三菱側から株式売却の打診を受けたことを明らかにしたとしているが、カザナ側は結論を
出しておらず、交渉に詳しい筋は同紙に「他の政府系企業や外国の自動車メーカーが
株式を取得する可能性もある」と語った。
プロトンはマハティール前首相が主導して設立した自動車会社で、三菱自と三菱商事は
1983年から出資している。
ソース(産経新聞)
http://www.sankei.co.jp/news/040223/kei029.htm 関連
【経済】三菱商事が現代(ヒュンダイ)自動車株を売却[02/19]
http://news2.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1077185440/