『京華時報』12日付報道によると、中国の宝くじの一種である「双色球」の抽選で、くじの購入者から
不正の疑いがあるとして苦情が殺到。主催者である中国福利彩票発行管理センターがオフィシャル
サイト上で謝罪文を掲載した。
「双色球」とは、表面に2ケタの数字が記された赤青2色のボールの組み合わせで抽選される
宝くじ。赤玉6個、青玉1個が抽選マシーンから取り出され、合計14ケタの抽選番号がそこで
確定する。
不正の疑いが持たれたのは、マシーンからボールが出てくる際に、その模様を撮影していた
2台のカメラでボール上の数字が明確に映し出されなかったことから、その隙に番号のすり替えを
行ったのではないかとの疑惑が浮上。
管理センター側は謝罪文の中で、抽選当時、2台のカメラのうちズーム撮影を担当していた
カメラにトラブルが発生し、抽選会場全体を撮影するカメラ1台で実況しなければならない状態
だったと説明。抽選の過程で不正は行われていないとした。
記事全文
http://news.searchina.ne.jp/2004/0214/national_0214_002.shtml