モトローラは1995年まで韓国市場でのシェアが70%だった。しかし、10%を下回る
マイナーブランドだった三星電子のエニコールが96年に市場シェアを50%台に伸ばし、
モトローラのシェアは10%台で、97年には一桁にまで墜落した。
そして02年10月。モトローラは韓国系のチン・ジョンフン副社長(41)を派遣し、
韓国支社を本社直属に変えた。副社長は、「『古くて野暮ったい』イメージを『若くて
クールな』イメージに変えて、必ず韓国市場で復活する」とした。
市場調査機関のストレテジアナルリテックスは、モトローラの世界市場シェアは
02年16.3%から去年14.5%に下落し、三星電子は9.8%から10.8%に伸ばした
としている。
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