藤井新氏(ふじい・あらた=外務省前アジア大洋州局北東アジア課長)27日、死去。
44歳。通夜は31日午後6時、葬儀は2月1日午前10時半、東京都品川区
西五反田5の5の12、安楽寺別院五雲閣で。喪主は母、紀子(のりこ)さん。
国連代表部参事官、中東一課長などを経て昨年7月、北東アジア課長に就任。8月に
北朝鮮の核問題を協議する北京での六カ国協議に出席したが、昨年後半に体調を崩して入院。
12月に官房付となり、療養を続けていた。
拉致被害者「家族会」の横田滋代表は「以前会食したが、飲むと能弁になる方で体格もよく、
病気になるようにみえなかったので、残念に思います」と語った。拉致被害者を「救う会」の
佐藤勝巳会長も「朝鮮問題の専門家が北東アジア課長に就いた意義は大きく喜んでいた。
北朝鮮との交渉で活躍してほしかった」と悼んだ。
http://www.sankei.co.jp/databox/n_korea/nkorea_2_1.htm