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719名無しさん@お腹いっぱい。
第二十二章 イエスとラマースの友情。イエス、真理、人間、力、叡智、智慧、救済、
信仰の意味をラマースに説明す。
 ジャガンナスの僧侶のうちにユダヤ少年を可愛がった人があった。それはラマース・
ブラマと言う名で知られた僧侶であった。ある日イエスとラマースがジャガンナスの広
場を歩んでいると、ラマースは、「ユダヤの先生、真理とは何ですか」と尋ねた。イエ
ス、「真理とは変化しないただ一つのものです。全世界に二つのものがある。一つは真
理、もう一つは虚偽。真理とはあるがままのもの、虚偽とはあるらしいものです。真理
は有で原因はないが、一切のものの原因です。虚偽は無でありながら、有の表現をして
います。すべて造られたものは破れ、初めあるものは終わらねばならない。すべて目で
見られるものは有の表現であるが、もともと無であるから過ぎ去らねばなりません。目
に見えるものは、エーテルが振動する間だけ、反映の表現であって、事情が変われば消
滅します。聖気は真理。過去、現在、未来とも、永久にあるもの、変化することも消滅
することもできません。」ラマース、「なるほど、言われる通りです。次に人間とは何
ですか。」イエス、「人間とは真理と虚偽の不思議な混合体です。人間とは聖気が肉体
となったもので、真理と虚偽が結ばれて人間となります。それから両者は戦います。そ
して無は沈み、人間は真理として残ります。」再びラマースは尋ねる。「力(Powe
r)については何と言われますか。」イエス、「これは表現で力(Force)の結果
で、これは無に過ぎません。幻影、ただそれだけ。フォースは変化しないが、パワーは
エーテルが変化すれば変化します。フォースは神の意志で全能なもの、パワーは聖気に
指導されて表現される神の意志です。風にパワー(力)あり、浪にパワーあり、電撃に
パワーあり、人間の腕にパワーあり、目にパワーがあります。エーテルはこのようなパ
ワーを生起し、エロヒム、天使、人間、そのほか思考する物の思想をフォースが指導し
ます。そしてフォースが仕事を終えれば、パワーはもうない。ありません。」再びラマ
ースは尋ねた、「叡智について何と言われますか。」イエス、「これは人間がこれを土
台にしてその上に自分を建てる巌(イワオ )です。これは有無、真理と虚偽を識別する叡智
です。これは低級な自我を知り、人間自身のパワーを感知する。次にラマースは聞いた
、「智慧について何と言われますか。」イエス、「これは人間が有であること、神と人
とが一つなること、無は無、パワーは幻影、天と地は、上やまわりや下にあるものでは
なく、内にあって、有の光に会えば無となり、神が一切となることの意識です。」ラマ
ース、「それから、信仰とは何ですか。」イエス、「信仰とは神と人間との全能なるこ
と、人が神と化する生活に達することを確証することです。救いとは人間の心から神の
心に登る梯子。救いに三段あります。第一は信念、これは人間がこれが恐らく真理だろ
うと思うもの、第二が信仰、人間が真理なりと知るところのもの、第三が完成、これは
人間自身が真理なりということです。信念は信仰に没し、信仰は完成に消える。そして
人が神的生活に達し、自分と神とが一つとなる時に救われます。」