日本は立憲君主国か

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214護憲による害毒2
取り分け後者は直接的には目に見えないが、重要なことであるとは考えてい
ます。
憲法とはその国の理念であるのだが、改正を行う度に変更されない部分とい
うのは、要するに、あらためてそういう理念を堅持することを宣言している
ということなのです。

改正論議さえしないで実態との乖離が著しい憲法を放置しているということ
は、要するに、「堅持すべき理念の部分」さえも「なし崩し」にされている
と他国から理解されても仕方ないことです。
ちょっと乱暴に言えば、平成のこの世に、我が国が他国を侵略したり支配す
る意図がないことは明白です。
むしろ、他国への経済援助額が世界最高レベルであったりして、世界平和と
安全に貢献しようというのが現在の国是でしょう。
それならば、そういうことを宣言することが必要です。

そして、それは「単なる宣言」ではなく、憲法という国の理念を成文化した
もので行うべきです。
宣言の内容が本当のことであっても、憲法と実態が乖離していれば本当のこ
とを宣言していても信用されることはないでしょう。