狂牛病 〜千葉県で恐怖の拡大再生産〜

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1うし
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20010915k0000m040158000c.html

2001年09月14日
狂牛病:「廃棄」されたはずの牛が飼料に千葉県の調査で判明
千葉県白井市で狂牛病(牛海綿状脳症)の疑いのある牛が見つかった問題で、
この牛が処理場で処分された後、飼料を作る化製場で肉骨粉になっていたことが
14日、同県の調べで分かった。農水省は10日、この牛について「廃棄された」
と発表していた。同省は「(飼料になったことは)知らなかった」と弁明。
同県は「高温で加熱処理されており、問題はない」としているが、狂牛病の
原因物質であるプリオンは熱に強く、汚染が拡大する恐れもないとはいえない。
同県によると、問題の牛は処分された後、県内の委託業者によって県外の
化製場に搬送。140度で加熱処理された後、油分を分離し、豚や鶏用の
飼料と肥料になった。この中には、プリオンを含んでいた可能性のある
脳や延髄もあった。飼料と肥料は出荷された可能性が高いという。

ちなみにプリオンの不活化は、133℃以上,3気圧で20分以上の高圧滅菌が
必要であるとされている。