ペルセウス座流星群12日深夜から13日未明がピーク
毎年夏に出現するペルセウス座流星群が、今年は12日深夜から13日未明にかけてピークを迎える。同流星群は、スイフト・タットルすい星が軌道上に残したちりが、地球の大気圏に飛び込んで光るために起こる現象。7月下旬から8月中旬にかけて見られる。北北東のペルセウス座の方角で観測されるため、その名がある。
国立天文台によると、例年1時間当たり数十個が出現しており、今年も夜空が暗い好条件下では同50〜60個観測できそう。また前後2日間も比較的多くの流星の観測が可能という。出現のピークは13日午前1時ごろで、条件が良ければ1時間に最大50個にもなると予想されている。
国立天文台は「ペルセウス座が地平線から上ってくる午後九時から、月がまだ低い翌午前一時までが見ごろ。ピークの前後三日間は流星が楽しめそう。街明かりの影響が少ない場所で、寝転がって全天を見渡すように観察するといい」とアドバイスする。
16日未明には57年ぶりの木星が月の背後に隠れる「木星食」も見られる。
13日午前3時頃、三日月の明るい部分に吸い込まれるように隠れ、4時頃に月の欠けた暗い部分から再び出現する。木星は大きな天体のため、月に完全に隠れるまでに1分ぐらいかかるという。
http://www.astroarts.co.jp/news/2001/08/07per/index-j.shtml http://weather.asahi.com/