本日の混入事件簿

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188名無しさん
ポテトチップ袋の中で、トカゲは2―3週間生きていた

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 先月9日、大手食品会社「カルビー」(本社・東京都北区)の袋詰め「味ポテト ガーリックバター」からトカゲの死がいが見つかった問題で、埼玉県東松山市の製造工場などを調査してきた同県は23日までに、袋詰めの段階で生きたままトカゲが紛れ込み、密閉袋の中で2―3週間生きていたとする調査結果をまとめた。製造日が7月11日だったことと、東京都立衛生研究所の「トカゲは製造日から2―3週間たって死んだとみられる」という検査結果などが“断定”の決め手となった。
 トカゲの死がいが入ったポテトチップは、購入した東京都内の女性が8月9日に見つけ、狛江調布保健所とカルビー本社に連絡した。都などの調べで、トカゲは体長約15センチのニホンカナヘビで、東松山市にあるカルビーの関連会社の工場で7月11日に製造された約6万袋の一つと分かった。

 都からの連絡で埼玉県生活衛生課は、都立衛生研究所に細胞組織などの検査を依頼。同研究所は「トカゲが死んだのは製造日の7月11日から2―3週間後の7月末から8月初めと推定される」とし、トカゲの死がいやふんに熱加工された形跡はなかったとした。

 同課では、こうした結果から、トカゲはポテトチップが入った袋を密閉する直前に、ベルトコンベヤーの上で袋の中に入り込んだ可能性が高いと判断したという。

 ポテトチップの密閉袋は酸素が2%程度に抑えられている。そうした中でトカゲが2―3週間生きていたことになるが、同課は「実験したわけではないが、そう推定するのが自然。めったにないことだと思う」と話している。(03:04)

http://www.asahi.com/0924/news/national24001.html