自民が掲げる改憲草案では日本国内から『犯罪を表現したフィクション』を排除出来るようになっている
コレは現実に起こる話だ。現在は『特定の個人(法人・法人ではない同じ目的を持った集団を含む)』にのみ人権がある
『フランス人』『男性』『女性』『児童』『老人』等の『漠然とした括り』には適用出来ない
その根拠は現行憲法13条の
『全ての国民は「個人」として「尊重」される』
にある
コレが改憲草案では
http://www.jimin.jp/policy/pamphlet/pdf/kenpou_qa.pdf 『全ての国民は「人」として「尊重」される』
に変更されている
「人」だと「特定の属性」が「不要」になるので「漠然とした括り」にも人権を適用出来てしまう
ちなみにいままでに人権の解釈をしている学者たちは「現行の憲法に於いてロジックを組んでいる」のでそれは反論として無効だ
話を戻そう。更に上記を鑑みた場合、同じく改憲草案に記されている
『99条 全て国民は、この憲法を「尊重」しなければならない』
に従うと、「国民の自由」は「公僕と同等の範囲」のみが「保障対象」になると解釈するのが普通だ
要は「犯罪を表現したコンテンツ」などが「死滅」する
公僕が公務で犯罪を表現したロリマンガやAVを流通させたら問題だもんね
この解釈が有り得ないならなぜ改憲するんだろうか
改憲草案のQ&Aではこんな事も言ってる
>Q.「公共の福祉」を「公益及び公の秩序」に変えたのは、なぜですか?
>A.憲法によって保障される基本的人権の制約は、「人権相互の衝突の場合に限られるものではない」ことを明らかにしたものです。
↑
人権衝突に限らないとなると人権侵害が伴っていない「被害者がいない表現も規制を許可」する事態になる
「公益及び公の秩序」に関しても「犯罪を讚美した表現は許さない」と言ってるわけですからね
どこの世界に犯罪を讚美するコンテンツの頒布に「公共性を肯定する社会があるのか」って話だからね
「公益及び公の秩序」を守るのは重要だけど、もっと違う文に出来ないもんかな
これだと『いかなる場合も表現の自由は保障出来ない。規制されたら終わり』